大天使ミカエルと堕天使ルシファ

2026年01月17日

光の戦士


天使って、実際いると思っている人は少ないかもしれない。

私も最初は、全く信じていなかった。

天使、守護霊、ハイヤーセルフ、龍神、白龍、金龍、青龍、黒龍、応龍、ご先祖、神様、神仏、八百万の神々…。 

こうして名前を並べるだけでも、世界にはいくつもの層が重なっていることが伝わる。


大天使と呼ばれる存在もたくさんいる。

ミカエル、ガブリエル、ラファエル、ウリエル、チャミエル、ザドキエル、カマエル、ラグエル、ヨフィエル、ハニエル、メタトロン、サンダルフォン。

それぞれに独自の光や役割があると言われているけれど、その中でもやっぱりミカエルは特に有名だ。

戦士であり守護者、秩序を守る存在として語られることが多いミカエルだけど、

ただ光だけで動く存在、正義だけを振りかざす存在、という印象ではない。

その背景には、ルシファという存在がある。

ルシファは、もともと光を象徴する存在として語られてきた。

輝きや美しさ、才能を持ち、神のそばにあった存在。

けれど、人間という存在が生まれ、愛や関心が向けられる中で、

その光の中に、孤独や嫉妬、満たされなさが生まれていった。

そこからエゴが芽生え、葛藤が生まれ

やがて堕天使と呼ばれる存在になったと伝えられている。

ルシファは「悪」そのものというより、

光を持っていたからこそ、影を深く知ることになった存在なのかもしれない。

光と影は、切り離せない。
 

ルシファが影を引き受けるような形になったからこそ、

ミカエルは光を担う存在として、その役割を強くしていった。

ミカエルの戦いは、誰かを打ち負かすためのものではない。

秩序を保ち、崩れすぎたものを元に戻すためのもの。

混乱や恐れ、暴走した感情に、静かに歯止めをかける。

だからミカエルの光には、どこか現実的で、落ち着いた強さがある。


揺れる心や迷いを「なかったこと」にしない。

その上で、そっと光を差し出す。

私は最近、大天使ミカエルがサポートについているのを感じることがある。

何かが見えるわけでも、はっきりとした声が聞こえるわけでもない。

ただ、以前なら飲み込まれていた不安が、そこまで膨らまずに済んだり、

立ち止まるべきところで、自然と足が止まったりする。

また、いろんな存在がメッセージを送ってくれているんだな、と感じることもある。
 

たとえば、同じ番号を何度も目にしたり、

同じ言葉やテーマを、別の場所で繰り返し見聞きしたり。

偶然と言えばそれまでだけど、

そうした出来事が重なるとき、

ひとりで生きているわけじゃないんだな、という感覚が残る。

常に何かに守られている、見えないところで支えられている。

その感覚は、安心感として、静かに日常に溶け込んでいる。


私にとっての大天使ミカエルは、

戦う強さの象徴であると同時に、

とても奥ゆかしく、優しい存在だ。

なぜこれほどまでに人々を助け、サポートし続けているのか。

それは、ただ正義感が強いからではなく、

堕天使ルシファが抱えた孤独や闇を知っているからこそだと思う。

光だけを知る存在ではなく、

影の存在を背景に持った光。

だからミカエルのサポートは、

押しつけがましくなく、

「こうあるべき」と縛るものでもなく、

迷いながら生きる人間の感情に、自然と寄り添ってくる。

ルシファが抱えたものがあったからこそ、

ミカエルは今のミカエルになった。

そう考えると、
 

光と影は対立するものではなく、

同じ流れの中にあるものなのかもしれない。

そして私たちは、その両方が存在する世界の中で、

今日もまた、見えないサポートを受け取りながら生きている。